１年程前からホームページの作成について少しかじりました。
その過程で判ったことを少しまとめてみました。
ホームページを作製する場合、一般にブロバイダーに加入に、そこに作ります。
ところがブロバイダーによって、出来ること、出来ないことの制限がいろいろあると言うことが判りました。
自作のCGIが使用できるか否かは明示されているケースが多いですが、その他細かい点は書かれていません。
私がホームページを作製するに当たって、パスワードを持っている人だけが専用のページをみれる「ユーザー認証」をしたいと思いました。
そして本屋でそのような内容について書かれている本はないかと探し、昨年夏（平成１１年夏）にようやく買った本が「入門VBScript」（翔泳社）でした。
これによると
（１）Visual Basic　でまずDLLファイルを作製する。
（２）このDLLファイルをホームページ上に一緒にアップロードしておく。
（３）ホームページを見ようとする人がそのページにくると、そのDLLファイ
　　　ルが自動的にダウンロードされ、その人のパソコンにインストールされ
　　　る。
（４）このDLLを利用するVBScriptをホームページ上に埋め込んでおけば、こ
　　 のDLLの動作が利用出来る。
　
と、言ったような内容です。
　そしてサンプルがあり、それを実行するとなるほどそのような動作をしました。しかしこのサンプルは内容的に私のしたい「パスワード」とは全く異なるもので、それをどのように変更すれば良いのか、さっぱり分かりませんでした。
　
そのうち仕事が忙しくて、時間がとれなくなった事と、そのときのNiftyのホームページではCGIが使用出来ないと解り、これは考えるだけ無駄だとほってしまいました。
　
　ところが自作のCGIが使用できるアットホームページが出来たのを知り、今年（平成１２年）の４月ホームページをそちらの方に移し、で、再度挑戦してみる事にしました。それまでに、OCXの作り方や、HTMLの記述のしかた、JavaScript の勉強を少ししました。また最近「CGIとPerl」についてもかじりはじめました。
これらの事を読んでいくうちに、ブロバイダでも色々種類があり、その機能が使える所とそうでない所があることが判って来ました。
　それを決定付けたのは、会社のサーバーに私の作成したホームページのファイルをそっくりコピーしてテストしたところ、考えていたとおりの動作したことです。そういう事は、ＮＩＦＴＹでは　「ＯＣＸ」や「ＤＬＬ」または「ｉｎｆ」と言った拡張子のファイルは使用できないわけです。
　
　結論として、今までの長い間、出来ないことをしてみようと、頑張っていたわけです。それまでの努力は全てが無駄だった訳ではありませんが、随分回り道をしたと思います。
　最後に今後の方針ですが、「.htaccess」を使用せずにユーザー認証を行うＣＧＩの例が見つかったので、これをもじって作成します。
　それでうまく動作したらとりあえず初期の目的が達成したとして、一段落するつもりです。

以上